ベトナムの薄明かり(1)ホーチミン/ファングーラオ周辺
そろそろベトナムの薄明かりをまとめないと…日にちが経ってしまうとこういうのはどうも億劫になり、そのままいいやって放置してしまうことになりがちなので、順番に貼っていくことにします。これも、最後までまとめられるのか割と自信ないのだけど、最後の方が写真が良い感じなので続けたいものです。
ちなみに、ここでは多分夜の写真だけで、昼間の写真や旅行記的なものはまた別口でまとめようかなあと思ってる。
とりあえず、東南アジアはずるいよね。薄明かり的に。
夜が派手。光がカラフルで攻撃的。夜はもう普通に何撮ってもエキゾチックでカッコイイわけ。
到着した次の日、ファングーラオ通りの宿にチェックインした後、荷物を置いて出かけたら、ホテルの名前と場所をど忘れして戻れなくなり3時間くらい彷徨って、泣きそうになったことを、この写真みてたら思い出して、今また泣きそうになった。この旅行で1〜2を争うくらいに辛くて怖かった事だった。
一応位置も名前も自分では記憶したはずだったんだけど、位置も名前も実際のものとは微妙に違っていて、自分の記憶したはずのホテル名で検索しても全然出てこない。ホテルの外見上の特徴も、ものすごく無個性でそのへんのホテルに似まくっていて、ややもするとどのホテルも自分の泊まっていたホテルに見えそうな感じで、こちらも絶望的。
このままホテル見つけることができなかったら、マジどうするんだろうな…警察とか大使館で自分のホテルがわからなくなったので帰国できない、という間抜けな事情を、片言の英語で説明する自分を想像してまた絶望した。国際的に恥!
結局、あわや日が暮れるかというところで、なんとか自分のうすぼんやりとした記憶の中のホテルと合致する感じのホテルにたどり着くことができた。こんなところにあったのか、みたいな割とわかりやすいところにあったので、もしかしたら同じ場所をグルグル回って辿り着けなくなる類の霊障だったのかもしれない。
本当に本気で困ったとき、辛い時、リアルタイムソーシャルメディアには呟けない。
周りを騒がして心配かけるのも辛いし、本気で困ってることをネタとして消費されるのも嫌だし、ただでさえ今困った事になっててその解決に手一杯なのに、困ってる事を不特定多数に報告することによって、その進捗状況を説明する義務を背負うことになり、またちょっと見当違いの善意のレスにも答えなければならなくなるのが、これまたちょっとアレで…。わしはそれどころじゃないんだ!報告し、相談したところで君たちはこの状況を解決してくれるのか?当事者としてコミットしてくれるのか?…くれないだろ?それに、それにな、隠密にうまくすんなり解決できたあかつきには、こういうのはできればなかったことにしたいんだ!
とまぁ、世の色んな不祥事とかも多分こんな感じの心理で隠蔽されていくのだろうね。
…( ゚д゚)ハッ!
写真とあんま関係なくなってきたしなんか辛い話になってしまったぞ!