あざとい薄明かり
普段地元とかで夜中に撮ってる時は職質受けそうな感じだけど、場所が代官山になっただけで…
いや…代官山でね、デジタル一眼と三脚構えて、不審な感じはそりゃ地元のときよりしないかもしれないけどね、いやー、いかにもじゃん?いかにもでそれはそれで恥ずかしいよね。なんちゃらガール?女子?はいはいウォシャレウォシャレ、君がウォシャレなのわかったから、的なね。こういうこと考えちゃうあたりがもうなんか色々こじらせててひねくれててよくないよね。わかってはいるんだけどね。
どうせだから、いかにもなあざとい写真を撮ってみようと思い立つ。それはそれで楽しいテーマだ(ΦωΦ)フフフ…
しかし、なんというかこう、薄明かりの魅力というのはね、いつもは何気なく見過ごしていたなんの変哲もないもの、どちらかというとウォシャレとは縁遠いような慎ましやかな日陰ものが薄明かりを集めることによって輝いて見えるから萌えるわけであって、その言うなればシンデレラストーリーがイイんであって、メガネはずしたらかわいい!みたいなアレ。ホントの私デビュー的なアレね。で、ひきかえ、街全体がね、あらかじめ、薄明かりを浴びようが浴びまいが常に、私をみて!私をみて!って感じで自信満々のウォシャレオブジェクトさん達で埋め尽くされているとどうも萎えるのであって…途中でふと「何やってんだおれ」という賢者モードが突如訪れて、非常に冷めた気持の中そそくさとカメラをしまって渋谷まで早歩きで帰った。
いや、まぁそんなこと言ってるけどね、なんだかんだ、実はだいぶ楽しかったw
いいよ、いいと思うよ代官山。