月明かり集め隊
昨夜は、ほぼ満月の朧月夜。雲とか邪悪な感じで萌えた。
あんまり細かいこと考えずに気の赴くまま適当に撮った。やはり楽しい!細かいこと考えない方が楽しいので、むしろ自分から意識してどんどん易きに流れた方がいいんじゃないかと思った。そんなこと言ってると当然上達しないんだろうけど、まあいいか。
ところで、カメラの液晶で見た時の方が3割増くらいカッコよく撮れてるように錯覚して、帰ってきてPCのモニタで細部まで見えると幻滅することが多い。
ファインダーからは暗くてほぼ何も見えない状態から、シャッターを切って数秒待って、想像以上の世界がプレビュー画面の中に映し出された時のカタルシスはヤバい。「カメラの液晶で見る」という瞬間がまぎれもなく薄明かり集めにおける感情の最高潮で、鑑賞の喜びも含めその一点に集中していて、その後のPCモニタで観たりネットに上げたりするのはもう残りカスのようなものだ。なんかカメラで観た時と比べてがっかりするし、証拠を残すために仕方なくやってるところがある。
とすると、もうちょっと「カメラの液晶で見る」という体験に照準を合わせて、そこに最適化されたカメラなり、ハードなり、ソフトなりがあってもいいのかと思ったけど、あー、そういえば、Instagramなんかはそういう感じなのかもしれない。Retina液晶で観た時が一番カッコイイからね。
逆に(逆?)、プレビュー画面で観た時にはイマイチで、PCで観た時のほうがまだ良く見える感じのカメラがあったら、撮影時はさらに貪欲で自分に厳しくなり、仕上がりは上達するようになるんだろうか。
わりとどうでもよかった。